料理人として活躍する道は一つではありません。私が進んだのはホテルシェフとして活躍する道。入社以来、帝国ホテル大阪の宴会調理担当として、仕込みから調理、時にはお客さまの前でローストビーフをカットするパフォーマンスも。最近ではその日の仕込みの量や調理スケジュールの管理も担当しています。多い時には約1000人分を調理します。でも、だから手を抜いていいという世界ではありません。1000分の1を丁寧に、かつ正確に。バックヤードでも常にお客さまを意識して調理するよう心掛けています。新メニューに取り組む時、いつも参考にしているのが、学校での調理実習時に配られたレシピ。毎回先生が教えてくださった料理のコツをメモ書きしているこのレシピ集は、今も私の虎の巻ですね。ゆくゆくはホテルの料理長をめざしたいと本気で考えています。本気になれること?それがこの世界で生きていくための力になると私は思います。学生生活を通し、調理技術だけではなく、プロの世界に飛び込めるだけの強い気持ちも身に付けられたことは、私にとって大きな財産です。
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名前 | 勤務先 | 出身校 |
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徳山 さん | 帝国ホテル大阪 | 銀河学院高校 |